【 SPEC /製品仕様 】
■ブランド名:MONTANE
■商品名:フェザーライトナノジャケット メンズ
■商品型番:MFLNJ
■カラー:ストーンブルー【MFLNJSTB】
■サイズ:S,M,L
■素材:Ultralight Pertex® Quantum® with PFCフリーDWR(10D リサイクルナイロン100%)
■重量:52g
■生産国:-
■Fit:Trim-Close-fitting for fast-moving, active users with added articulation(ランニングなどのよりアクティブな行動に適した、テーパードしたフィット感)
■機能:
・耐風
・通気性および透湿性
・PFCフリーのDWR耐久撥水
・フィットを重視した低めの襟周りのデザイン
・動きやすさを追求した立体裁断によるアーム&肘のデザイン
・ポケッタブル機能
・YKK®フロントファスナー
・ファスナーの当たりを防ぐチンガード
・エルゴノミック・デザインのジッププラー
・エラスティックギャザーを備えたスマートなシルエットの袖口
・外気の浸入を防ぐタイニーエラスティックギャザーを備えた裾
・胸ロゴ、背面にリフレクタープリント
※「PFC」とは撥水加工に使われてきたフッ素化合物です
PFCとは、英語で「Perfluorocarbon(パーフルオロカーボン)」のことで、長年撥水加工に使われてきたフッ素化合物のことです。物質同士を結合させにくい性質があるため、水や油、汚れを弾く機能を持たせるのに重宝し、アウトドアウェアやレインウェアにもながらく採用され、特に耐久撥水加工において高い効果を発揮してきました。
PFCは加熱や油分に強く、メンテナンスがしやすいのも特徴。洗濯やクリーニングへの耐性があり、汚れやすいアウトドアウェアの性能を維持しやすい点もポイントです。
「PFC」に含まれる「PFOA」が規制物質に
2000年代以降、PFCによる、環境や人体への悪影響が指摘されるようになりました。中でもPFCに含まれる「PFOA(ペルフルオロオクタン酸)」は、残留性が高く、生物蓄積性を有するとして環境規制を受けています。※ストックホルム条約(POPs条約)では、2019年5月にPFOAを廃絶物質に追加。国際的な取り組みを強化しているのが現状です。
いよいよPFCフリーへ
PFCフリーが求められる背景としては上述した通り、PFCに含まれる物質が環境や人体に悪影響を与えることが明らかになったからです。着用する分には危険性がないものの、製造工程での汚染や廃棄後の残留などが懸念され、その残留性の高さから「永遠の化学物質」とも呼ばれています。
米国環境保護庁が「PFOA自主削減プログラム」を発表したのは2006年のこと。世界の大手フッ素化学品メーカーに対し、2015年までにPFOAの全廃を求めました。自主規制の動きが広がるなかで、2019年には、ストックホルム条約でPFOAが廃絶物質に指定され、以降撥水加工においては、PFCに頼らない撥水加工技術の開発が求められています。
アウトドアメーカーによるPFCフリーへの取り組み
性能が高く、使い勝手がよいPFCを、妥協のない形でPFCフリーに切り替えるのは困難を極めます。しかし、近年は、専門的で熱心なブランドの継続的な努力により、PFCフリーの開発や採用が進んできているのが現状です。モンテインも積極的にPFCフリー素材を採用しています。